SNSを整理した。
Facebookは約200人を削除した。Twitterは変に絡んでくるやつをブロック、mixiは友達募集系のコミュニティから退会。LINEはなんで繋がっているのかわからないやつへメッセを送り、3日以内に返信がないやつを片っ端から削除。
時間はかかったが、なんとなくスッキリした気がする。人間関係の「デジタル断捨離」、とでも名付けようか。と思ったら実践してる人が結構いた。もっとも、多いのはデータやメルマガなどのようだが。
これは私の負の遺産である。
メンヘラを拗らせていた頃、誰彼構わず繋がっていた。結果、当時はまだ若かかったこともあり、クソみたいな誘いに声をかけられることが多かった。「今月ちょっと持ち合わせが…」と言うと、相手は「未来への投資だから、金銭的に苦しくても我慢だよ」とほざき、首根っこを掴んで私を連行する。
その中から、今もまともな関係を築けている人はほとんどいない。
当時、正直に言うとそういう誘いに顔出すことに疲れていたが「繋がりを失う=嫌われる」と認識していたため、断れなかった。
もしも今、あの時使った金が目の前にあったら、ちょっといい本を買って読み漁りたい。付き合いで行くしょっぼいセミナーに1,000円払ってやるくらいなら、本で知識を得る方がよっぽどいい。
かつての私のような状況に陥っている方へ、アドバイスを送りたい。
会社関係者?
合コンで会ったきりの人?
そもそもなぜつながってるのか覚えてない?
じゃあ遠慮はいらないね。友達リストから削除だ。
削除する手間を省くことも必要だ。
特に会社関係の人間に有効だが、事前に相手がアカウントを持っていることがわかった場合はブロックし、求められたら「あ、私そのSNSやってないんですぅ〜 or 昔やってたけどやめちゃったんですぅ〜」と、シラを切ればいい。
「いや、でも、せっかくのご縁だから大事にしたい〜。これから何かが生まれるかもしれないから、つながっておきたい〜」だと?
そう思って今日まで何も無かったんだろ?つべこべ言わず断て。
事実、私がSNSで関係を切ったやつの中から、再度友達申請してきたのは2-3人くらいだった。もちろん却下した。
悪いことに、SNSで誰と繋がっているかはバレてしまう。設定で非公開にしてもタグ付けされたら終わりだし、タグ付けしなくても似たような写真をアップすれば共通の友人が気づく。
SNSそのものを全否定はしない。個人保有で自分で好きに使っていいんだから、使い方=繋がる人間を考えようよ。自分のためにも。