このシリーズは、平成最後の秋から初冬にかけて色々あって大変だった私・岩崎の激動の約3ヶ月間を記録したものである。
ヘアドネーションを経験した翌日。
12月1日。アラサーになって「今更…」と言われるかも知れないが、ピアスを開けるために仙台市内某所にいた。
新天地でリスタートに向けて自分を一新するため、と称してはいるが、実は前々から開けたいと思っていた。
というのも、イヤリングが高い。ビーズアクセサリーづくりも趣味の範疇(はんちゅう)に入っているが、金具の材料代は大体イヤリング1組分=ピアス5組分と思ってもらえれば。既製品ももちろん、ピアスからイヤリングに変更しようとすると追加料金が取られる…なんてことがざらにある。恐らく、耳のオシャレを長期的に楽しむなら、開けた方がコスパがいいだろう。
「親からもらった身体に傷を付けるなんて許せない!」という自称保守的な皆さん、大丈夫。ウチの母もピアス付けてる。しかも、今の私より10歳若い時に開けてる。もしかすると、母のピアスへの憧れと、日頃から慣れ親しんでるってことも影響しているのかも知れないな。ビーズで作ったピアスをプレゼントしたこともあるし。
てなわけで、予約した美容外科に到着。料金は両耳たぶ(ピアッサー持ち込みなし、サージカルステンレスのファーストピアス)で約5,000円。そこからLINE友達登録で10%オフに。
世話になったところは、開ける場所を自分で決めてマーカーで印を付けるスタイル。その後、部屋に先生がやってきて耳たぶにピアッシングしてくれるんだけど…
施術前に「耳元で大きな音がするので動かないでくださいね」と念を押された。
「どれくらい大きい音なんですか?」と聞くが、具体的には教えてもらえず。とりあえず運動会で鳴らされるピストルくらいを想定して、覚悟を決めた。
バチン…。
右が終わったので、左に回ってもう一度。
バチン…。
え、音ってこんなもん?バネが弾ける感じ、だけ。思ったより小さかったが、場所が耳たぶだったからかも知れない。軟骨とか、もっと耳の穴に近いところに開ける場合はより大きな音に聞こえるのかも。
ファーストピアスの先が尖ってたので、ピアッサーで軸をそのままぶっ刺す感じで施術が終了。
肝心の痛みは、例えるなら「献血行って、針刺すのがすっげー下手くそな看護師さんに当たった時くらい」。つまり献血29回行って、針刺されるのに慣れてる私にはお茶の子さいさい。何の参考にもならねぇ。
病院からは「お風呂に入った時に、耳をシャワーで優しく流しながらピアスを前後に動かすこと」を注意事項として挙げられた。
ファーストピアスは最低1カ月付けたまま。ホール周りが何となくくぼんで安定したら外して好きなピアスをつけてOKだけど、完全に傷になるまで1年くらいはあまり重い物をしない方がいいらしい(耳たぶや穴が重力で伸びるそうで)。
また、ピアスホールは傷=身体が修復しようとして縮むことがあるらしいので、ある程度軸が太いものをしていた方がいいらしい(母が「私それでアメリカンピアス付けられないの〜」と嘆いてた)。
この記事を書いている段階で、ホールが安定したっぽいのでファーストピアスを外し、セカンドピアスを付けている。仕事の兼ね合いもあるので、基本は耳たぶにピッタリくっつく小ぶりのものを付け、休みの日はプラスチックなどの軽くて揺れるものを付けて楽しむ予定だ。
これで新天地に向けての準備は整った。あとは初出勤日を待つだけとなった。

ボディピアス 14G 16G 18G 軟骨ピアス セグメントリング
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直径10cmの18Gを注文済み。早く届いて〜。