このシリーズは、アラサーで仙台から上京した岩崎が食らった数々の受難を記録するものである。
「選択肢が増えすぎる」
上京すると選択肢が増える、いや、増えすぎる。それ故に困ることも多々ある。
例えば仕事を終えて会社を出るとしよう。帰宅までの道中に飲食・娯楽・スキルアップの場…あらゆる選択肢を選べる。何よりも終電が遅くまであり、多少無理をしても問題ない。
東京は公共交通機関が発達しており、それに応じて駅を中心とした街づくりがなされている。つまりちょっと移動するだけで何かしらに出会うことができ、その誘惑に勝つか負けるかは自分次第…。興味関心意欲の塊である私にとって、寄り道せずにまっすぐ帰宅するのは至難の業(わざ)。フラフラ歩いているうちに帰宅が遅くなった…なんてことはしばしば。今年こそは正さねば…。
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