このシリーズは、アラサーで仙台から上京した岩崎が食らった数々の受難を記録するものである。
「高速道路の運転難易度が上がった」
仕事に慣れ、車で外出することも増えたのは前述の通り。
前職までの先輩方に経費削減を叩き込まれたせいで高速道路使用に罪悪感があるとはいえ、スケジュールと場所によってはどーーーしても高速道路を使わざるを得ないこともある。
そうなると当然、都内のどこかが出発地となり、首都圏の高速道路を通行しないといけない訳だが…これがなかなか怖い。道が狭い上に交通量の多さには辟易(へきえき)とさせられる。インターチェンジ(IC)は必ずしも左側とは限らないし、ICが近づくと突然車線が増えたり、はたまた片側一車線に戻ったり…を繰り返す。カーナビの案内があっても、どこを走行すればいいのかわからず混乱することもままある。
で、例えば首都圏の高速道路から東北自動車道に入ったとしても、福島に入る手前までしばらく3車線が続く。自動車学校に通っている時は東北地方の標準=2車線を前提とした教習しか受けておらず、3車線の真ん中(第二走行車線)が走行可能であることに未だ慣れない。「実は真ん中も追い越し車線で、後ろから覆面パトカーに追いかけられるんじゃないか…」とビクビクしながら走行している。
もう一度言うが、運転に比較的慣れている私ですらこの調子である。ペーパードライバーでは話にならない。もしもこのブログを読んでくださっている人の中に地方からの上京を控えている人がいたら、今のうちに運転に慣れておくことを強く、強く勧める。
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