スーパーいわちゃんねる!

人類総岩崎化を目論む岩崎が、全国19万人の岩崎さんと1億人ちょいの岩崎さんじゃない人に向けて更新中。世界よ、これが岩崎だ。

ウルフェス行ってきた ライブ編

 前回のあらすじ。

 飲み会1回分、つまり2週間分の食費約3000円を投げ打って、憧れのウルフェスに参戦した岩崎。献血時の検査で「血圧低いですねー」と毎回言われるほどの低血圧が、展示だけで大興奮して爆上がり(した気がする)。欲張ってウルトラライブステージまで見ると意気込むが…。果たして、岩崎は正気を保ったまま帰れるか!?

 

 ステージ開始15分前、会場の入口の幕が上がる。チケットを見せて入ると、中には客席とメインステージ、会場中央にある丸い台(センターステージ)だけ。演劇経験者としての感想は「スッキリしてるなー」という印象。そりゃそーだ、飛んだり跳ねたりするのにステージ上に余計なものがあったら危ないからね。

 正面ステージの側面に設置された巨大LEDディスプレイがビガビガしてるが、思ったよりも目が疲れなかった。映像もクリアに出ていた。

 今回は運良く、コンサートでいうところのA席に該当するであろう「ウルトラシート」が取れた。かぶりつき、ないしはS席に該当する「スーパーウルトラシート」は、ウルトラシートの倍の値段だが全席売り切れだった。中央の通路から少し離れた席を選んだが、この選択を後でめちゃくちゃ後悔することになる。

 ファンマナは大事。座席に座り、先ほどまで右手とほぼ同化していた一眼レフをそっと鞄の中に入れた。iPhoneもポケットに入れた。

 ライブステージが始まると、ツインテール(怪獣じゃないよ)のお姉さんが元気よく出てきて、一通りのご挨拶を済ませると「ステージ脇にカメラマークが表示されてる時は、撮影オッケーでーす!!」と。

 それ早く言ってよぉぉぉぉぉ!!!!!(※公式ホームページに記載があるのを確認しない自分が悪い)

 始まるステージ、進むストーリー、突然表示されるカメラマーク。あわあわしながらiPhoneをポケットから取り出して撮るのが精一杯だった。拝見したプログラムでのシャッターチャンスは冒頭と最後の2回。どちらもステージにのめり込んでしまいカメラマークに気付くのが遅れたので、写真撮影も生業にしている人間とは思えないほどのクオリティにしかなってないことを、どうかお許しいただきたい。

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 まずは放映中のウルトラマンタイガ・タイタス・フーマが登場。なぜかタイタスだけ撮った。脳筋系ネタキャラ化が心配である。

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 タイガ=令和初ウルトラマンということで、当然ながら昭和=ウルトラマンと平成=ウルトラマンティガも現れる。ティガ登場にテンション上がりすぎて、ティガしか撮ってないという失態を犯す。あー、やっぱりティガはカッコええわー(恍惚)。

 肝心の本編は、ある男の子が大事にしてるウルトラマンと怪獣のソフビ人形たちに魂が宿り、その中の作品変わっても一切ブレないな、お前だけは…というとある敵サイドの一体が、本物になり変わろうと暴れ始める。タイガのソフビ人形にも魂が宿るが、なんと!その人形の前に本物のタイガが現れて共闘する…というストーリー。

 良い子のみんなに「おもちゃを大事にしようね」と呼びかけるのが大筋のテーマだが、「本物に憧れる偽物の葛藤」というサブテーマが、体の大きなお友達大人にもグッとくるものがある。

 最後はニュージェネレーションを中心としたウルトラヒーローたちが駆けつけ、怪獣たちをフルボッコにしていくお約束の展開。後方のミニステージやセンターステージを使い、会場全体をバトルフィールドにする演出にはシビれた。これはリアルでしか味わえない…。行ってよかった。

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 ウルトラマンジョー二アス!!あなたは2次元の方ではなかったのですか!?唯一何も喋らず、他のウルトラマンとも絡まず、よく見るとスーツもツヤツヤのテロテロのアニメカラーで異質。だから後列で1人ぼっちでポーズを決めているのだろうか。タイタスがネタキャラになりつつある今、同郷のジョー二アスもネタキャラにされないか心配である。

 ジョー二アスのショー用スーツに関する話は、雷蔵さんのブログも参照のこと。実は昔よりめちゃくちゃマシになってる。

nmm.jp

 思わずクスッとしたのが、ウルトラマンゼロ・ジード・タイガの会話。作品中で父親がはっきりしている3人。「親がアレだと…お前ならわかるよな?」みたいな感じ。いつか「2世ウルトラマンの父親談義」みたいな企画をやってほしいところである。同じ流れでセブンとタロウの子育て談義もやってほしい。ベリアル様は保留で(ジードはベリアルの遺伝子を受け継いでいる造られた存在なので、別枠で単独親バカインタビューでもいいかも知れない)。

 ショーの最後、メインステージのヒーローたちが降りてセンターステージに向かう途中に握手できる瞬間が訪れた。こちらにジードが向かってきた!だが席から腕が届かず。通路側の席取ればよかった…。

 初参戦でいろいろ思うところ・学ぶところが多数あったウルフェス2019、楽しませてもらいました。来年もぜひよろしくお願いします。