現勤め先の商品がWikipediaに載っていなかったので、小一時間かけて記事を作ってみたら「出典が書いてないからクソ記事の可能性あり」という趣旨の表示が出た。
ムカついたので翌日、会社ホームページのリンクを貼って出典元を明記しつつ、より詳細な商品紹介を更新したら「ソースが一次資料だし編集者1人しかいなくてクソだから、第三者からの情報提供求む」「これ宣伝臭くね?中立的立場で書け。これ以上やったら消すからな」ということを意味する警告が表示された。しょーがないじゃん、お客様から書いていただけてないんだもん。宣伝で悪いか?あぁん?
Wikipediaがこんなに面倒くさいサービスだとは思わなかった。まるで「デートのランチ?なんでもいいよ」と言いつつ、いざ決めるとなると「和食はちょっと〜…。中華?脂っこいから嫌。今はイタリアンの気分じゃな〜い」とゴネるタイプの女性と同じだ。何ならいいのよ。
そういえば、大学の時に学科長が授業で「Wikipediaに書いてある説明文は全然違いますからね。引用元の著者の主張が学会で否定されてます。誰が編集したんでしょうね?直してもらいたいんですが」って言ってたことがあった。出典元を明記しても、元がそもそも間違ってる可能性は十二分にある。Wikiは「根拠のある出典元を出せ!」と騒いでいるが、その出典元が正確な根拠に基づいてるかをジャッジできる人間が本部にいるのだろうか。文句言うなら体制を整えてからにしてほしいものである。