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【映画感想】劇場版おっさんずラブ LOVE or DEAD

 気になる作品だったが、本編はTwitterで流れてくる情報しか目を通していなかった。でも気になる…ので、また事前情報ナシで行ってみた。

iwama03.hatenablog.jp

 本編前に流れた「アイネクライネナハトムジーク」の予告でやたら仙台駅前が出てきたことに気を取られてしまい、精神を整えるのに時間がかかった点は反省している。

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劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~ - 映画・映像|東宝WEB SITE

田中圭、吉田鋼太郎、林遣都の共演で3人の男たちの恋愛を描いたテレビドラマで、2018年の新語・流行語大賞トップテンに選出されるなど社会現象的な人気を獲得したラブコメディ「おっさんずラブ」の劇場版。ドラマでの三角関係をグレードアップさせた、おっさんたちによる「五角関係」の恋愛バトルが描かれる。春田創一が上海、香港転勤から1年ぶりに日本へ帰ってきた。黒澤武蔵をはじめとする天空不動産第二営業所のメンバーたちが春田を歓迎する中、天空不動産本社で新たに発足したプロジェクトチーム「Genius7」のメンバーが春田たちの前に現れた。リーダーの狸穴迅は、春田たちに即刻営業所から立ち去るよう言い放つ。狸穴の側に本社に異動した牧凌太の姿を目にして激しく動揺する春田を新入社員のジャスティスこと山田正義が元気づける。そして、あの時に終わったはずだった黒澤の恋心にもふたたび火がついてしまい……。田中、吉田、林らドラマ版のキャストに加え、劇場版で新たに登場する狸穴役を沢村一樹、ジャスティス役を志尊淳がそれぞれ演じる。

劇場版おっさんずラブ LOVE or DEAD : 作品情報 - 映画.com

 物語はドラマ最終回の後の話。はるたんこと主人公・春田が日本に帰国するところからはじまる。ファンは上海・香港勤務中の話を望んでいたようだが…それは置いといて。

 天空不動産が昭和風情が色濃く残るベイエリアってどこだよ?の再開発・複合商業施設整備に乗り出したことをキッカケに物語が展開。妙にリアルな社会問題をぶっ込んでいるので、ファンタジー感があまりなかった。

 ドラマ未視聴勢への配慮か、冒頭の1〜2分でドラマ版のダイジェストが流れた。要所要所を切り貼りしただけなのに、それだけで十分に面白いのはなぜだろう。

 ネタバレNGな方の目に触れると申し訳ないので感想を簡単に書くと、ドラマでは描ききれなかった「ラブ」の要素を映画で丁寧に補完した感じだ。「パートナーがいるって幸せなことばかりじゃない、だからどう乗り越えるか?」が全体的なテーマかなと。BLとか同性愛を超越して「本質的なラブ」とは何かを考えさせられた。基本的にはちゃめちゃラブコメディーだが水戸黄門シリーズのような安心感がどことなく漂い、心臓が悪い人にも比較的優しいストーリー構成だった。この映画に悪人はあんまり出てこない。

 はるたんは変わらずヘッポコだが、所々で視聴者の心中を代弁してくれるのが作品への没入感を促してくれて良かった。見てて「えぇー!」と思った次の瞬間、はるたんも同じリアクションしてたのにはさすがに笑った。

 吉田鋼太郎演じる黒澤部長は、記憶喪失になっても全くブレないのが魅力。そして黒澤部長に思いを寄せる武川さん…個人的に大好きなキャラである。一途過ぎて融通が利かないイケオジって最高。脚長いし。

 牧君は…若いのぉ(達観)。個人的に、牧君の対角にいるのは黒澤部長の元奥さんだと思っている。年齢を重ねてしまったがゆえに紡がれる言葉のひとつひとつが深い。大塚寧々さんさすがやなぁ。

 映画新キャラの狸穴さんとジャスティス(正義君)は、すげー俳優連れてきたな…って感じ。ジャスティスなんかトッキュウ1号だよ。彼は明るいけど陰がある役が得意なのだろうか…嫌いじゃないわ!!

 恐らくこの作品はDVDで見ても長編ドラマ感覚で見られるだろう。しかし、映画館独特の雰囲気を味わいながら見るとまた違った印象になるかも知れない。興味がある方はぜひ映画館へ足を運んでみてほしい。

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  • 作者: 2019「劇場版おっさんずラブ」製作委員会
  • 出版社/メーカー: マガジンハウス
  • 発売日: 2019/08/23
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