以前チラッと書いたように、相方のロキとは高校時代に一度お付き合いして別れている。
2度目の付き合いであることを周囲に話すと「大丈夫?」「昔付き合ってたことが美化されてない?(=今回も同じ結果になるんじゃない?)」と心配されるが、至ってそのようにはならないと私自身は確信している。万が一のことがあったら、別な原因だろう。
現段階で2人が上手く、というか問題なく付き合えている要因を分析してみた。
①お互いの存在以外に好きなものがある
好き合ってはいるが、あくまで「人間として」「3次元として」である。
私は仙台・宮城観光キャンペーン推進協議会事務局仙台・宮城観光PR担当課長のむすび丸をこよなく愛している。ブログのトップ画にするくらい好き。マジ好き。三度の飯より好き。何が魅力かというと(以下略)
(仙台駅の自由通路にて)
結婚したいが、あと8年くらい待たないと彼が結婚できる年齢に達しない。その時私はアラフォー…。「おばさんだけど、私をもらってくれますか?」と逆プロポーズしようか、割と最近までガチで考えていた。
ロキは「ラブライブ!サンシャイン!!」の千歌ちゃん(大体真ん中にいるミカンの子)を推している。
ラブライブ!サンシャイン!! Official Web Site | メンバー紹介
彼は元々アニメに造詣が深いが、長い付き合いの中でここまで特定の作品・キャラクターに入れ込んでいるのは珍しい。
作品を鑑賞するに留まらず、聖地巡礼で沼津に何度足を運んでいるかわからないし、音ゲーが苦手なのにスマホアプリ版をダウンロードし、毎日ログインを欠かさない。健気である。
よく彼氏の好きなアニメやアイドルに嫉妬する女がいるが、私の場合は「相手がJKなら仕方ないし、特命戦隊ゴーバスターズのイエローバスター(小宮有紗ちゃん)がダイヤ様の声優だし、その妹のルビィちゃんが可愛いから仕方ないな…」という状況である。がんばルビィ。
お互いが、全てにおいて1番じゃなくてもいい。ということに気づいた。

TVアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』オリジナルサウンドトラック 「Sailing to the Sunshine」
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②学生という立場から解放された
学生は何かとコントロールされる。高校生なんか特に顕著。学校(先生、クラスメイト)、親、部活、校則、進路(受験・就職)…。
そこにプラスアルファで恋人、しかも大人になったつもりでいる子どもがパーソナルスペースおかまいなしに入ってくると、もーストレス半端ない。
ロキにはその点で、当時かなり苦労をかけたと思っている。
学生が終わり、大人になった今、全てが「自己責任」となった。
第三者に迷惑をかけない言動を心がけ、公序良俗を守っていれば、手をつないで街を歩いても誰にも文句を言われない。
(ただし、すれ違う人に「リア充爆発しろ」とは思われてるかも知れない)
なんと自由で幸せなことか。
③お互いに大人になった
年齢、経験、環境などの観点で、お互いが10年前より確実に成長しており(成長してなかったら逆に怖い)、当時持ち合わせていなかった「思いやり」と「尊敬」が生まれたと思っている。
ロキは学生時代に一度もアルバイトをしたことがない。だが、大学卒業後はずっと同じ仕事に就いてブラックな就労環境ハードワークをこなしながら頑張っている。この点は本当にスゴいし、私には真似できないある種の才能だと思っている。
ロキは「ミーはアクティブだよね。俺は人付き合いをめんどくさいって思っちゃうし、興味ないことは関わらないから。すごいなーって思うよ」と言ってくれるようになった。そこを認めてくれるのはとても嬉しい。
かと言って、人格全てがガラッと変わったかというとそうでもない。良くも悪くも変わらない部分もある。
お互いがそれぞれの人生経験を通して、短所を削りながら長所をベースに成長して、人間としての成熟度が多少増したんだと思う。
④嫌なことは嫌、好きなことは好きと言う
意外と言わなかったりするんだよね。でもそれってお互いにとって良くないことで、我慢と遠慮はストレスの元になり、いつか爆発して取り返しがつかないことになる。
前回のお付き合い時の反省も踏まえて「それやめて」「そういうの嫌い」とはっきり言うようになった。逆に「今のいいよ〜」「そういうところ好き〜」もきちんと表し、×だけじゃなく◯もたくさん出すようにした。
付き合い長いからって慢心を抱くと、イタイ目に遭うんだよなぁ。
心地よいと思える関係づくりを
恋人とは言え、所詮は親しい他人である。
ムカつくこともあるけど、そこは自分の至らない点を省みて、許して、諦めず、根気強くお互いを理解し、ちょうど良い距離感を掴むのが、上手くいくコツなのかもしれない。