「ここがダメなら、どこへ行っても通用しないからな」
最近、Twitterなどでちょっとした話題になっている。
https://twitter.com/terrakei07/status/719104287968600064
私も実際に言われたことがある。
だが、その後何度か転職をしているので、果たして本当に自分が他社で使えない人材かどうかはよくわからない。
発言が発生する流れ
一般的に「指導(笑)を受けている時」に、このように言われることが多いようだ。
ミスをやらかした、叱られたなどで上司先輩からありがたいご教示をいただかなければならないタイミングにセットで。「絶対に間違いない」と言わんばかりの、根拠のない自信を臭わせながら。
こっちはそんなの知ったこっちゃない。
意図と背景
発言の前後に「君の将来を思って言ってる」と添えられることが多い。この枕詞に引っかかってはいけない。
上司先輩の目的は、意識・無意識は別として「従順な部下の確保」である。そのためには「他社へ行く」という選択肢を、対象者の脳内から消し去らなければならない。
威圧的な態度を取り、発言の絶対性を信じ込ませることで実現可能…と、思っているらしい。まるで古き良き昭和の御代(みよ)のようだ。
…まさか、部下を他社に行っても通用しないレベルまで貶めることで、自分の尊厳を上げようとしてないよな?
まさかまさか、指導と称したストレス解消を狙ってたりもしてないよな?
自分の身を守るために
パワーフレーズの罠から逃れるためには、自分が言われていることは社会通念上間違っていると認識しなければならない。
ん?「上司・先輩の言うことが正しい」と思ってる?
その考えが客観的に見て正しいか、以下の項目に沿って検証してみよう。
あなたの上司・先輩は
- 人事担当または経験者である
- 社外の人間と取引・商談以外で頻繁に会っている
- 異業種交流会などに参加し、積極的に人脈を広げていて情報収集に余念がない
- 転職経験者である(複数回)
どうだろう?当てはまってないことの方が多い気がするのはなぜ?
その発言に明確な根拠や説得力があるかどうか?冷静に分析してみれば、答えはすぐ見つかるはずだ。
もっとも、状況を冷静に分析できるだけの知識を備えていなければならないが。
いついかなる時でも、自分の身は自分で守らなければいけない。
社畜を育てようと言う輩の洗脳作戦に飲み込まれないために、常に心に余裕を持って生活したい。

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