娘がいる男性は、なぜか娘の彼氏のことを気にする傾向にある。ウチには父がいないので、それぞれの話を聞いてて(申し訳ないが)めっちゃくちゃ面白い。
世のお父ちゃんたちが、自身の娘の恋愛事情に対して抱く複雑な気持ちがカテゴライズできそうなので、いくつかまとめてみた。
彼氏がいる場合
①嫁に行って欲しくない
王道の「娘は嫁にやらん!!」である。例え、それが生後数ヶ月の赤ちゃんであっても変わりはない。彼氏のことは気が早い?いやいや、お父ちゃんたちの目には既に麗しく成長した娘が映っているのだ。嫁に似ても可愛いし、自分に似ても可愛い。「目に入れても痛くない」とはこのこと。
②娘の可愛さが世に証明された!!
予想に反して意外と多かったのがこのパティーン。「彼氏よ、お前もやっと我が娘の可愛さに気がついたか…うんうん」と言いたげだが、実際に彼氏と対面した時に同じ態度でいられるかは未知数である。そして①に続く。無限ループって怖くね?
③いつ彼氏を紹介してくるのか気になる
知らんがな。いつ来てもいいように、心の準備だけは忘れずに。
彼氏がいない場合
①彼氏がいないことを心配する
いるとあーだこーだ言うくせに、いないとそれはそれで心配になるのがお父ちゃん…という生き物らしい。「俺の娘、なかなか彼氏できないけど何か問題あるのかな…?」というのは杞憂。きっとお父ちゃんに報告してないだけだから、大丈夫。
②特に長女を心配する
日本神話でもお姉ちゃんがブスだったので返品される…という出来事があったので、特に売れ残りがちな長女の恋愛事情は気になるところ。
しっかり者のお姉ちゃんは相手を慎重に選んでいるだけと思われるので、どうか気長に待ってあげてほしい。
③娘の周辺にいる男性を気にする
学校・職場・その他交友関係の男性陣に対して「ウチの娘っていい子でしょ?魅力わかってるでしょ?」と言いたくなることがあるらしい。お父ちゃんがいくらプレゼンしても、娘が相手を気に入らなかったら意味ないでしょうが…。
結論:お父ちゃんは娘が可愛くて仕方ない
反抗期で邪険にされようとも、休みの日にいい感じにこき使われようとも、世のお父ちゃんは娘が可愛くて大切で仕方ない人がほとんどらしい。
「イクメン」という言葉が定着しつつある中、男性側が日頃からこういう気持ちでいてくれれば自発的な育児を期待できるのかな?それとも「可愛い娘のためにお仕事頑張っちゃうぞー!」ってなるのかな?いずれにせよ、改めて言うまでもなく娘の存在はお父ちゃんに多大な影響を与えるということはわかった。