スーパーいわちゃんねる!

人類総岩崎化を目論む岩崎が、全国19万人の岩崎さんと1億人ちょいの岩崎さんじゃない人に向けて更新中。世界よ、これが岩崎だ。

コロナ渦中の帰省所感

 5日に東京から仙台に帰省し、6日夜に仙台発・7日朝に東京に戻ってきた。緊急事態宣言前ギリギリに戻れたのがいいのか悪いのかはわからない。経緯はこちらに記したが、どーしても「本人が」「窓口に行かなければならない」「公的な手続き」だった。仕事の都合もあったのでスケジュール変更できなかった。

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 地元に迷惑をかけるわけにはいかない。マスクを着用し、友人知人には誰にも会わず、市内を極力移動をしないよう注意して過ごした。とはいえ、全く何もなかったわけではないので、仙台で印象的だった出来事を記していく。

 

タクシーのおんちゃんとの会話

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 (出発前のバスタ新宿。5日午前9時ごろ)

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 (東北自動車道・安達太良SA下り、美しい桜と安達太良山の姿を見る人も少なく)

 

 5日15時、仙台駅に到着。母の誕生日が近いので、実家の玄関に東京で買った「いつ行ってもコロナが流行してても並んでる菓子屋の焼き菓子」を置いてからホテルに向かおうと、近くで停車中のタクシーに乗った。運転手のおんちゃんがマスクをしていたのでほっとした。

 「すいません…こんな時に」

 おんちゃんに声をかけると

 「とんでもない。お客さんで今日2人目なんです〜」

 えぇえぇえぇぇぇ!?

 仙台といえばタクシー天国。条例で規制されるほどタクシーが山ほど通っており、それだけ需要もある。以前、知人のタクシー運転手が「1日平均で20人くらい乗せるかな〜」と言っていたので、そのデータを基準に単純計算すると利用客が10分の1に減っているということになる。コロナウイルスが与えている経済的打撃は計り知れない。

 実家の玄関に焼き菓子を置き、すぐに最寄りの駅まで走ってもらった。会計時に「助かりました〜」と感謝の意を伝えたら「いえいえ、長い距離を乗っていただきありがとうございました」と言ってくださったのが忘れられない。長距離と言っても、料金にして2000円ちょっとなのに…。おんちゃーん!!!!!(泣)

 

国分町に人いない、店も開いてない

 で、最寄り駅から都心部に向かい、私が住んでいた頃にはなかった宿泊施設にチェックイン。通常の半額価格にもかかわらず、宿泊客は1割も満たない様子だった。

 夕飯は久しぶりに国分町で取ることに。馴染みの店とか、気になる店とかいろいろ思い浮かんで探したがどこも開いていない。日曜日とはいえ、人が少なすぎる。こんな国分町は30年生きてきて始めてみたかも知れない。東日本大震災の時の方が、炊き出しやらお弁当販売やらで賑わっていた。いや、あの時の方が「これから復興するぞ!」と、不安と悲しみの中にも希望と活気があったように思える。

 今はどうだろう。恐怖しかない。ひどい。コロナひどい。

 幸いにも、学生時代に友人と一緒にワイワイやったラーメン屋が開いていたので飛び込んだ。しかし店内に人はいない。奥の席に座り、豚骨ラーメンを食べながらワイワイやったことを思い出す。友人はおろか、客一人もいないなんて…虚しい。

 

こんな仙台見たことない、見たくなかった

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 ホテルに戻る道すがらアーケードを歩いたが、やっぱりガラガラ。もう一度言うが、日曜日とはいえ人が少なすぎる。

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 話題の店の前を通った。報道関係の言葉を借りれば「新型コロナウイルスのクラスターが発生した英国風パブ」である。

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 人気(ひとけ)がなく、ひっそりとしている。入口には「しばらく休業します」との張り紙。その「しばらく」がいつまで続くのか…。

 

人がいない東北最大の政令指定都市・仙台

 翌朝、公的手続きのために仙台駅に向かったが、

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 ピカピカに舗装された道路を通る車が少ない…という言葉では形容できないほどいない。人もいない。

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 父の知人(From秋田)が始めて仙台に来た時に、そのあまりの人の多さに「仙台今日お祭りか?」と衝撃を受けたそうだが、そのお祭りのような仙台ではなくなっている。日ごろ「東京最高、地方クソ」を念仏のように唱えている私だが、やはり地元である東北のオンリーワンにしてナンバーワンの政令指定都市・仙台にはその姿をいつまでも誇っていてほしかった。

 実家に帰れないのは我慢する。コロナウイルスが終息するまで東京から外には出ない。だから終息したあかつきには元の仙台の街に戻ってくれないか。どうか。

 

やっぱり宮城県産ひとめぼれ 

 7日の昼は、仙台駅前にあるちょっといいお値段だけど味は市内トップクラスのスープカレー屋でスープカレーを食べた。

 そこのお米が県産ひとめぼれを使っているとのことで、東京の親戚から分けてもらっている秋田県産あきたこまちとの違いに感激しだ次第。やっぱり地元の米が一番うまい。米がうまいからカレーのおいしさも引き立つってもんよ。

 ごちそうさまでした。

 

 のんびり帰省はいつになるやら

 その後はバスの時間が来るまでネカフェに潜伏し、マッサージチェアで揉まれまくって過ごした。高速バスで翌朝東京に戻ったが、次に帰省できそうなタイミングであるゴールデンウィークは戻らない方がいいだろう。そうすると次はお盆だが、仙台七夕が中止決定したとのニュースを受けてそれもスケジュール的に怪しくなってきた。

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 次のチャンスは秋の大型連休だが、ちょうど繁忙期に当たりそうなので難しいだろう。とすると、年内に帰れる見込みがあるのは年末しかない。その頃にはいい加減すべて落ち着いていてほしいが…現時点でどうなるかはわからない。

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 再度のアナウンスになるが、新型コロナウイルスには某国会議員の言葉を借りてセクシーな行動をお願いする。