事件はいつものスーパーで起きた。
マスクが箱で売られていた。売り場の棚はすっからかんだったが、その下に(まるで見つからないように)置かれたダンボールの中に値札が付いて置かれていた。売られている現場を見つけられたのは2ヶ月ぶりである。高ぶる気持ちを抑えつつカゴに入れ、レジで会計を済ませて何事もなかったかのように店を出た。帰宅中はずっと「マスクを求めるマスクゾンビに後ろから襲われるんじゃないか」と気が気でなかった。
無事に帰宅できたところで一安心。そういえば実家のマスクは足りているだろうか。連絡したところ、送った方が良さそうだと判断。郵送で半分送る事にした。
梱包が終わったところで心配事が。「普通に送ったら、手癖の悪い郵便配達の人にマスクを抜き取られるんじゃないか」と。もちろん、日ごろ死ぬほど世話になっている日本郵便にそんな職員がいないことを信じたい。信じたい……が、このご時世だ。どうしても疑心暗鬼になってしまう。追跡記録が残せ、手軽で(郵便局に行く手間がなくて)、なるべく安い発送方法はないものか……。
会社でよく使ってるやつがあるやん。
盲点、「レターパックプラス」。1枚520円。コンビニで買え、追跡記録が残せ、ポストに投函するだけの超便利アイテム。より安い青色のものもあるが、赤色は速達扱い&対面受け取りになるそうなので速く確実に送りたい場合はこちらがベターだろう。レターパックを発明した日本郵便の担当者にラーメンおごりたい。三密を避けておごりたい。
というわけで早速あて名を書いて、マスクを入れてポストにイン。但し書きのところに「マスク」と記したら先述のことが起きそうな気がしたので「書類・雑貨」ということにした。間違ってはいないはずだ。
2日後に家族から「マスク届いたよ〜」と連絡があった。無事に送ることに成功できたので、この度ブログを更新した次第。