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ブルーインパルスを見なかった理由(言い訳)

 5月29日、東京の空を航空自衛隊松島基地(宮城県東松島市)に所属するアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」が駆け抜けた。医療従事者を労う意図で行われた展示飛行だったそうで、今回は埼玉県の入間基地から午後12時40分頃に出発。予定していたルートを20分かけて2周してから松島基地に帰ったそうだ。その勇姿に都内は大盛り上がりで、飛行の様子を撮影した写真・動画がSNSで次々とアップされた。

 正直、こんなに盛り上がるとは思わなかった。

 というのも、仙台にいた頃はよくニュースでブルーインパルス(というか松島基地)の話題が取り上げられていたので、目に触れる機会が結構あった。特に展示飛行が見られる「松島基地航空祭」があるときは、在仙メディアのどこかが必ず取材に行ってたし。以上から、ブルーインパルスは特別だが身近な存在……という認識だったので「仕事をちょっと抜けて見に行こう!写真撮ろう!」とは思わなかった。

 この判断を下したことを若干後悔している。普段のブルーインパルスは松島基地周辺、すなわち東松島の高層建築物ゼロなだだっ広い空をたっぷり使ってパフォーマンスする。

 対して今回のフィールドは東京の都心部。高層ビルが立ち並ぶ中を、戦闘機が飛行機雲を描きながら通り抜ける……という、貴重な画が見られる(=撮れる)機会であった。レアリティについて言及すれば、先日の天皇皇后両陛下の即位祝賀パレードに準ずるレベルではないだろうか。

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 今回の展示飛行は、各々がそれぞれの場所で撮影しているので作品の表情がバラエティに富んでいる。SNSの投稿を眺めて、上手い下手関係なくシンプルに「面白い」と思った。そこがちょっと悔しい。「じゃあ、仮に私が撮りに行ってたらどうなったか?上手く撮れていたか?」という話は別問題だが。

 「慣れ親しんでいる存在だから」と言って甘く見てはいけない。そして、改めて宮城と東京は「違う」ということを思い知らされ、猛省した次第。

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