※この記事の内容は個人的に死にたくなった時に実践してるやり方です。遺書書いて自死を推奨している意図は全くないことをご理解くださいませ。
物騒なタイトルだが、内容は至ってポジティブ(?)なのでご安心を。
人間、死にたくなるくらいショックな出来事があった時は素直に「死にたい」と思って良い!と、個人的に考えている。自分に襲い来る無気力感や喪失感には抗えない。抗ったって無駄だ、だって死にたくなってるんだもん。精神衛生状態が悪化の一途を辿るだけ。
こういう気分の時は、誰かと会話することはオススメしない。なぜならあなたの周りにいる人は大体優しいから「死にたい」って言っても「はいそうですか、じゃあさようなら」とは言ってくれない。1度は止めようとしてくれるはずだ。だがそれは小さな親切・大きなお世話になり得る。こっちの死にたいやる気(モチベーション?)を削ごうとしないでほしいところ。
ここでぜひともやっていただきたいのが「遺書を書くこと」。手書きで。ペンと紙はそんなにこだわらなくていい。なんだったら景品でもらったボールペンとチラシの裏紙でもいい。むしろそっちの方が「追い詰められてる感」を演出できてプラスになるかも知れない。
手書きで遺書を書くメリットは「ゆっくり文章ができあがっていく」、要するに完成までに時間がかかるということだ。手書きのラブレターは完成が待ち遠しいが、手書きの遺書はできれば完成してほしくないし使う出番も一生来てほしくない部類の物である。遺書をスラスラ書ける人なんているのか?遺書のプロライターなんて聞いたことがない。全員アマチュア以下でいい。
遺書は自分の頭でじっくり考えながら完成させていく書物である。文章を考えているうちに段々と自分が客観視できてくるはずだ。そうすると「なんであんなクソのせいで自分死にそうになってるんだろう」「家族にまだ何も恩を返せてない」などなど、いろんなことに気付けるだろう。気付けたら、次のステップが見えてくるはずだ。そして「死んでる場合じゃねぇ!」って、飛び上がる。復活の時は来た。
遺書は完成させてもいいし、未完のままでいい。捨てるもよし、保存してたまに見返してもよし。大事なのは「死にたいと思った自分を自分で受け止めてあげる」こと。それは決して悪いことではない。肯定して、寄り添うことができれば、心のセルフケアができると思う。
自分の気持ちを大切に。それが明日も生きていくために欠かせないことじゃないかな。