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いじめたりいじめられたりで、同窓会に来なかった同級生たち

 母曰く「同窓会に出てこられるのは、それだけ元気で体力があるヤツ」とのこと。

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  先日の中学校の同窓会で会えなかった友人を思い出す。いじめられていて不登校になった同級生。これは仕方がない。恐らくその人は自分をいじめてきたヤツの憎い顔しか覚えてないだろうし、助けてくれなかったその他大勢は覚えていないだろう。だれが自分をいじめてたヤツにわざわざ会いに同窓会来るかよ、って話。

 じゃあ、その同級生をいじめてた連中が同窓会に来ていたかと言うとそうでもない。というか、その人をいじめていたヤツは誰もあの場にいなかった。全員都合がつかなかった、あるいは「○○がいかないなら私もやめる〜」と休み時間の連れションのノリで来なかっただけかも知れないが、個人的には心外だった。

 思い返せば、いじめっ子たちは自分より「弱い」人物を貶すことで自己承認欲求や自尊心を満たしていたのかも知れない。逆に「そういう行動を起こしてしまうような問題が、いじめっ子たちの中にもあった」ということが言えるのではないだろうか。それは家庭環境が原因かも知れないし、本人の問題かも知れない。そして自分たちがそのような問題を抱えているという自覚は無かっただろう。

 よく「いじめはいじめられる人にも原因がある」という話がある。いじめられていた同級生は家庭環境に難があり、学業も成績が良い方ではなかった。見方によっては「弱者」である。

 だが、いじめっ子たちが優等生だったかというとそうでもなかった。成績がすこぶる良いわけではなかったし、スポーツ万能というわけでもない。あまり親しくなかったので家庭環境に関しては詳しく知らない。ただ、ウチの母はPTAや保護者会に行くと必ず「○○ちゃんのお母さんがいて〜」と報告してくれるのだが、その中にいじめっ子の親は上がってこなかった気がする。この情報だけではいじめっ子たちの家庭環境に難があったとは断定できないが、可能性として「いじめっ子は運よくいじめることができる側に行けたが、きっかけがあれば立場が逆転していたかも知れない」ということが挙げられるのではないだろうか。

 いじめられっ子もいじめっ子も、みんな今ごろどこで何をしているのだろうか。元気でいてくれてるといいんだけど。