スーパーいわちゃんねる!

人類総岩崎化を目論む岩崎が、全国19万人の岩崎さんと1億人ちょいの岩崎さんじゃない人に向けて更新中。世界よ、これが岩崎だ。

なんで今思い浮かぶのだろう

 緊急事態宣言下では新型コロナウイルス感染にあんなに怯えていた東京都民だが、最近はそうでもない雰囲気になりつつある(私見の範囲だが)。

 練馬でも感染者が増え、感染者と関係する場所が突然閉鎖される……ということがたまに起きている。最近あったのは、臨時休業している店の前を「この店のスタッフがコロナだったんですって」「アルバイトの学生さんらしいわ。かわいそうに」と話しながら通り過ぎる人を見かけたこと。(個人情報が若干漏れてるのは東京23区でも指折りの田舎ならではだが、それは置いといて)少なくとも「もうあの店に行かない」となってはいない様子。

 都民は「対策は十分取るけど、かかったらかかったで仕方ない」という認識に変化しつつあるようだ。これが致死率が超高い病(やまい)だったら話は別だろう。

 さて、どう頑張っても年内の帰省は難しい見通しの上、感染拡大の片棒を担ぎたくないし罹患したくもないので、リアルではここ最近必要最低限の人に対して最小限のコミュニケーションしか取っていない。それと連動して一人で過ごす時間が必然と増えている訳だが、こういう時に思い浮かぶのは親しくも何ともない人たちの現在だったりする。「アイツ元気かなー?」とか「しばらく会ってないしSNSもアカウント消えたけど生きてるのかなー?」とか。親しい人とは連絡が取れるし実際取ってるからその都度思い出せるが、そうでもない人は何気ない毎日のふとした瞬間に思い出すものらしい。そりゃそうだよね、それほど親しくないんだから。忘れてても特に支障ない人なんだから。

 その人たちをなぜ思い出すのかはわからないし、思い出しても参考になることは特にない。ただ「懐かしい」という感情が湧いてくるだけである。1分1秒を無駄にしたくないタイプにとってはやっかいなことこの上ないが、その懐かしさは心の「遊び」(隙間とか緩みとかの方の意味)かも知れないな、とふと思った。一説によると、免疫力を高めるには何もせずダラダラ過ごすことが効果的らしい。役に立たない過去を回顧しても実用的なメリットは何も得られないが、もしそれでメンタルのエネルギーが回復するとしたら振り返ることも悪くない。

 当然ながらこのブログで紹介してない人はごまんといるが、書いてないからと言って忘れた訳ではない一方で、日常的に思い出す必要もなかった。これを機に何人思い出せるかチャレンジしてみようか……そうなると目的が変わってくるな(笑)