スーパーいわちゃんねる!

人類総岩崎化を目論む平成元年生まれの岩崎が、全国19万人の岩崎さんと1億人ちょいの岩崎さんじゃない人に向けて更新中。

お母さん、それはちょっと違うんじゃない?

 美容室に行ったの時のこと。男の子を連れた母が来店した。男の子、先日ハサミを使って自分の前髪を切っちゃったらしい。生え際がちょっとハゲていたので、根元からガッツリやったのだろう。

 「も〜、ウチの子ったら恥ずかしい…」と美容師に語る母に向かって「恥ずかしくなんかない!」と反論する男の子。外見から察するに、反抗期にはまだ早い年頃。美容師も苦笑いしていた。

 独身だし、子ども育てた経験も一切ない私が子育て云々について意見するのはお門違いだけどさ…お母さん、いかなる理由があろうとも第三者に「ウチの子ったら恥ずかしい」って言うのは良くないと思うんだ。ウチの兄弟は全員自分の前髪をハサミで切ったことあるんだけど、その度に母が「あ、髪伸びてウザったくなってきたんだな」って気づいて、すぐ美容室に連れてってくれたんだ。母親って子どもの行動を見て、その行動に至った経緯や背景を考えるのが仕事の1つじゃないの?

 赤ちゃんがお腹が空いた時に泣くことしかできないように、子どもは不快感を感じた時に、自分で適切に対処できる術を持ち合わせていないことが多い。それを「次はこうしたらいいんだよ」って教えて、問題をできるだけ自分で解決できるように導くのが「家庭教育」の1つだと思っている。その作業を怠るとロクな大人にならないだろう。そういう私は、30手前で上京するとかロクな大人になってないわ。母ごめん。申し訳ないと思ってるけど反省はしていない。

 ここまで考えたところで、ある可能性に気付く。このお母さんも、親からそう言われたことあるのかな、と。

 親の一挙手一投足は良くも悪くも子どもに必ず影響を与え、意識・無意識を問わず次世代にリレーされることがある。家庭教育の最大の欠点は「それが当たり前だと思ってしまう」ことだ。「よそはよそ、ウチはウチ」という最強の文句が免罪符となり、どんなに世間のスタンダードからズレていたとしても許されてしまう。社会生活を送ったり、他の家庭からやってきた配偶者やパートナーとともに生活する中で気付く機会があれば良いが…残念ながら気付けない、もしくは誰かが気付いても本人に何らかの事情で伝えられないことも多々ある。この家庭の場合はどっちだろう。

 いずれにせよ、母親に「恥ずかしい」と連呼される男の子がかわいそうに思えてならなかった。「自分で髪切るって超ロックじゃん!!剃り込みっぽくてEXILEみたいでかっけーな!!」って、声かければよかったなぁ。知らない人から声かけられたら、ビックリしちゃうかなぁ。