昨日22:22、山形県沖を震源とする最大震度6強の地震が発生した。被災した方にお見舞い申し上げる。日本海側では津波が発生し、実家がある仙台では震度4前後を観測したそうだ。久しぶりに強い揺れを食らって、3.11を思い出した東北人は決して少なくなかったろう。今回の地震の影響が及ばない地域にいる私でも、やはり緊急地震速報を目にすると一瞬脳みそがフリーズする(Yahoo!防災アプリで仙台市を登録しているので、リアルタイムで情報が来る)。
実家無事を確認
— 岩崎 (@superiwachannel) June 18, 2019
ここで重大な事実に気付く。現在の住まいの防災対策を何もやっていなかった。独身一人暮らし、ここは東京。首都直下型地震や南海トラフ地震が発生する恐れがあるのはもちろん、不安定な気候によって集中豪雨や河川氾濫などの水害、暴風、落雷、土砂災害…起こる可能性があるものを挙げたらキリがない。災害列島・日本に住む限り、危機意識は常に頭の片隅に置いておかなければならないだろう。
以上を踏まえて、慌てて確認・準備した物事を以下に記す。誰かの参考になれば幸いだ。
自宅最寄りの指定避難場所を確認
各自治体がネット上でリストアップしてくれているので、私が住んでいるところのものを探した。自宅から最寄りの避難所は若干遠かった。そして厳密に言うと私はまだ仙台市民のため、都のサポートが一部受けられない可能性がある。何かが起こったら、自力で生き抜くしかない。
ついでにハザードマップも確認
自宅があるところは浸水・土砂災害・液状化ともに問題なし。そういえば、災害時のリスクなどを一切確認せずに住まいを決めていた。万が一、あの家が建っているところが田んぼを埋めたところだったらどうする。断層の真上だったらどうする。本当に大博打だった…。不動産屋のお兄さんにはマジで頭が上がらない。
備蓄の確認
とりあえずクッキーとカップラーメンがあったので、追加で水2L×2本をスーパーで買ってきた。
会社の防災マニュアルを発見
関係書類データの中に防災マニュアルが入っていた。有事の際にこの通り機能するかどうかは未知数だが、少なくともマニュアルを出すような事態にならないことを祈っている。それよりも、私の席の後ろにある超高い棚を固定していただけませんか?
会社から徒歩で帰宅する場合の経路を確認
2時間ちょい歩けば帰れる距離だった。3.11の時、その日下ろしたばかりの三越で買った5000円のパンプスをボロボロにしながらそれくらいの時間を歩いたはず…なので超余裕。
近くにいる親戚や友人を確認
幸いにも、超近所に超親切な親戚がいる。
2つ向こうの街に友人も住んでるはずだから、孤立する可能性はないだろう。今日まで人にめちゃくちゃ恵まれていることに感謝するしかない。
東京脱出のシミュレーション
高速道路が寸断され、JR東北本線(≒東北新幹線)と常磐線が全線止まった場合を想定。つまり東京から仙台に直帰できないケースだ。想定では埼玉辺りを経由して新潟に出て、そのまま北上して山形に入り、高速バスや自然災害がなくても自然関係のトラブル多発でしょっちゅう止まることで有名な仙山線に乗れればなんとかなるはずだ。
…って、今回の地震でモロにダメージ受けたエリアを通ることになるじゃん。1日でも早い復旧・復興を祈るしかない。
最後に
政府作成の地震発生を予測している地図、首都圏が真っ赤である。腹くくって備えるしかないか…。

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