この記事は、大人に「未成年飲酒を一人残らずしょっ引くぞ!」と呼びかけたいのではなく、未成年者に「マジでSNS投稿に気をつけろよ!あとお酒は20歳になってからを徹底するんだぞ!」と訴えたい主旨であることを先に明記しておく。
以前、誰かの投稿で「未成年飲酒の見つけ方、学校特定の仕方」を実践したことがある。本当に簡単に見つかったので、下記に手順を記しておく。
前提:やはりツイッターが見つけやすい
Instagramで「#未成年飲酒」と検索すると大体がこどもビールの画像だし、イメージ優先という特性上ハッシュタグ以外で見たい画を検索するのが難しい。Facebookはそもそも若者の利用者数が減っており、こちらも現場の画像が掲載されている可能性は低い。今もなお、定期的にバカッターと呼ばれるユーザーを排出しているTwitterで探すのが早い。
①キーワード検索で候補を洗い出す
「未成年だけどお酒飲んでまーす♪」と投稿する輩は、さすがに見たことがない。未成年者のほとんどは、飲酒が法律で禁止されていることを把握しているのだろう。
だが、未成年=学生がほとんど、という特徴がある。学生ならではのキーワード、例えば 「学祭打ち上げ」「卒業祝い」「卒業旅行」「追い出しコンパ」などを入れれば未成年飲酒している可能性があるアカウントを探すことができる。出会いと別れが繰り返される春先、すなわちこれからのシーズンは同イベントが増える傾向にあり、注意しなければならない。
上記のイベントの共通点は「複数で飲んでいる」ということだ。一人で宅飲みしている様子を写真付きで投稿する、おっさんみたいな若者がいる…とは考えたくられない。
②写真付きの投稿を探す
論より証拠。テキストだけなら立件は難しいが、酒付きの写真があればクロだ。しかも本人の顔が載っていれば逃げられない。一緒に飲んだ者同士、「楽しい思い出をシェアしたい」という心理が働くのだろう。また、全体公開のアカウントだったとしても、普段は内輪のコミュニケーションのみに使われているとしたら判断を誤ることは十分にあり得る。
注意しなければいけないのは「写っているものが本当に酒か」という点。ウーロンハイを飲んでいたとしても「烏龍茶です」、カクテル系を飲んでいたとしても「うレンジジュースです」と言われて逃げられる可能性がある。背景が居酒屋である、というだけでも断定できない。この特定作業が一番面手間がかかるかもしれない。
③氏名・学校名は本人が公開していなくてもわかる
氏名は、本人が上げていなくてもフォロワー=友人からのリプライ欄で特定できる場合がある。例えばアカウント名が「IWSK」とぼかされていても、リプで「岩崎ちゃん、学祭の踊りちょーウケたんだけどー!!」と書かれていたら特定できる。そんな友達はいなかった。
また、プロフィール欄に「JK*仙EAST英語1年( ✌︎'ω')✌︎」と書いてあるとしよう。ここまで極端に書いているものも珍しいだろうが、これで学校名も学科名も、学年も特定できる。3つ揃っていなくても、名前がわかれば問題ない。本人が書いていなくても、リプしているアカウントやフォロワーを見て、学校名らしき単語を複数見つけられればほぼ間違いなく特定できる。上のやつ、書いててちょっと恥ずかしかった。
④あとは学校に連絡するだけ
学校の連絡先は、ググれば簡単に判明する。それから先は…お察しいただければ。
一瞬のミスが一生の命取りになる。このブログがどれだけ若者に見てもらえるかはわからないが、もし見つけてもらえたならこの流れをぜひ心に留めておいてほしい。

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