相変わらずロキと連絡が取れない。音信不通になってかれこれ1カ月以上になる。その間、多方面から野次助言をいただいたり、ネット上の恋愛アドバイス的なものを読んだり、ひとりで布団に包まって泣いたりした。それでもロキのことを心底憎めないのが自分の甘さというか、弱さというか…仇となっている自覚はある。
よく「好きな人に依存してはいけない」という意見を目にする。好きな人に合わせて服装や音楽の好みを変えたり、何でも相手の都合に合わせてはいけないということだ。つまり好きな人を自分の世界の中心に据えるべきではない、と。そうしないと「思いが重い、面倒くさい人」と見られてしまうらしい。
でもさ、そこまで人を好きになれるってすごくない?その人、血縁関係でも何でもない赤の他人だよ?(オーソドックスな場合は)
ウンメイノー出会いがあって、そこまでの感情に至れるってそれこそ運命でしょ。好きに起因する暴走は良くないけど、好きになってしまった事象そのものは肯定されるべきかと。メーター振り切るくらいの思いを一旦抱いて、自分の限界を知るっていうのもアリ。本気だから見えるものもあるし。
最近、泥臭いことを避けようとしてる人が多くないか?確かに常にクリーンでいられたら最高だし、泥付いて汚れてツラい思いをするのは嫌だけどさ…。痛みや苦しみは経験した分しか理解できないし、そういう経験は必ずしも自分にも他人にもデメリットになるわけじゃない(経験を活かすための努力は必要だけど)。
本気で好きになれる人、見つけてみようよ。