羽生結弦選手のオリンピック2連覇祝賀パレードに行ってきた。
パレードは4年前も行ったが、苦い思い出が残っている。
母がファンなので軽い気持ちで写真を撮りに行ったが、激混みの中で知らないオバさんに脳天肘打ちを食らい、半ベソになりながら大して使ってもいないミラーレスのシャッターを切った。
それがこの写真。
手前の肌色は肘打ちオバさんの手だ。これ以外の写真は俯いてしまっている。
お世辞にも上手いとは言えないこの写真を母に見せたら喜んでくれ、現像したものを今も持ち歩いている。本人は「家宝だ!!!」と豪語しており、母の愛をありがたく思っている。けどウチの家宝ショボい…。
あれから月日が流れたが、その間に撮影技術が向上し(※前回比)、態度もデカくなった。BBAの物理的攻撃程度で涙目になる、クソ雑魚メンタルの私はもういない。
家族のため、そして自分のために、あの時の雪辱を晴らす-。
そう誓って、本日を迎えた。
撮影ポイントは選定済みだ。今回も市民広場を市役所方面に曲がる角が絶好の場所だと読んだ。
あの周辺は勾当台公園や市民広場があり、電力ビル前や東二番丁通りより開けている。日差しも充分に射し込む。つまり羽生選手の顔に影ができにくい環境だ。
そしてカーブを曲がるため、前後でパレードカーが減速することを予想した。他の場所より通過するのに時間がかかる=余裕が生まれるだろう、と予測した。
詳細ルートはこんな感じ。
正午過ぎ、前回同様に市民広場を背にする方向で移動を試みたが…。
この光景を見て横断歩道の向こう側に行くことを諦めた(北側から入った)。市役所を背にすることにした。
もぐもぐタイムを挟みつつ、羽生選手の到着を待った。
午後最高に暑い直射日光の下で、2時間くらい立っていた。日頃の訓練の賜物だろう(この日の仙台市は4月の過去最高気温を更新したらしい)。
羽生選手登場の瞬間は撮影に必死で覚えていないが、パレードカーの上でくるくる向きを変え、できる限り観衆全体に顔を見せようと努めていた姿が印象に残っている。
で、本日の成果から、母が選んだベスト3がこちら。
※近所のコンビニの複合機で現像しました。
前回は道路際で見上げるように撮ったため、羽生選手の表情がはっきり写っているが、背景が青空のみ。
今回は引きで撮り、背景に表情が付いたのでそこそこ良い写真が撮れたと自負している。
被写体の表情の豊かさにも救われた。こればかりは手厚いファンサービスに感謝するしかない。
各方面に何度も申し伝えているが、「ライバルのプロ」より恐ろしいのは「純粋な素人」だ。今回はそんなガチ素人だらけの中で感情的にならず、誰の邪魔もせず(と心がけていたけど、もしかしたら後方の邪魔になってたかもごめんなさい)、撮影に集中できたのがよかった。自分、成長したなぁ。
強いて反省点を挙げるとすれば、マイカメラ(一眼レフ)のバッテリー部分の蓋を破壊してしまい、修理が間に合わず所属長のカメラを借りざるを得なかったことくらいだ(ホントにすみませんでした)。
せめてゴールデンウィーク後半突入の前には帰ってきてほしい…。修理センターさん頼みます…。
ちなみにパレード前にクソな痴漢に遭いましたが、そっちはTwitterの方に上げているのでよかったら参照してください。
新潟県知事や財務事務次官がやらかしているご時世に、そういうことするってなかなか命知らずだな。
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