高校時代、ALTに「日本人ってYoutube知らないの!?アメリカではメジャーだよ!?」と言われたが、当時はピンと来なかった。あれから約10年、mixi並みに日本独自のサイトとして発達したニコニコ動画が衰退し、ユーチューバーがテレビに出るくらいの世の中になった。Youtubeが市民権を得て久しい。
そろそろYoutube慣れしてきたので、登録・視聴している中から個人的にオススメしたいチャンネルを有名公式問わずに紹介する。結構あったので、このシリーズは話題が尽きた時に何回か分けて投稿する。
①特撮系
バンダイ
おもちゃといえばバンダイ。子ども向けのPR動画が多い中、大人向けブランド「プレミアムバンダイ」の商品紹介動画に気合いが入っている。これも全て乾巧って奴の仕業で終始ハイテンションの、「仮面ライダー555」のカイザこと草加雅人はファン必見。「仮面ライダー剣」15周年を記念して主人公・ケンジャキまで登場するとは…。俳優さんの表情を見ると自分が演じた役のグッズが発売される喜びが伝わってきて、こっちもテンション上がる。
COMPLETE SELECTION MODIFICATION KAIXAGEAR (CSMカイザギア) ショートムービー
円谷プロ
言わずと知れたウルトラマンをつくったプロダクション。現在放送中の番組をほぼタイムラグなく配信してくれるので、地方民には大変助かる。監督コメント付き次回予告はゆるーい感じがジワる。イベントレポートもボリューム満点。ファンサービスいいなぁ。
『ウルトラマンR/B(ルーブ) スペシャルナイト』スペシャルトークショー
東映
円谷と違い、東映公式は過去作品を配信。平成ライダー20周年記念として各作品の第1話も見られるので、好きな作品を見返すもよし、特撮沼に突き落としたい友人知人がいたら一緒に見るもよし。映画予告編や独自コンテンツのお試し視聴でニヨニヨするのもいいぞ。
レドルさん
ニコ動メインだが、Youtubeにもアップしてくれている神絵師。特撮手書きMADのクオリティがハンパない。ポプテピピック放映時の怒涛のMAD投稿は後世に語り継がれるべき。特撮愛と才能を併せ持つ、神の申し子か人間国宝じゃないかな。メズールとハミィとアサヒちゃんが大好きだって?わかる(恍惚)。
②ゲーム系
任天堂
日本が誇る世界的ゲーム企業・任天堂。公式チャンネルでは新ゲームやイベント紹介に留まらず、独自番組を配信していることで有名。おっさん2人が様々なゲームに挑戦する人気シリーズ「よゐこの○○で○○生活」は爆笑必至。
ポケモン
言わずもがな、ゲームやグッズの情報が配信されているが、注目してほしいのは「ポケモンのうた」というリスト。可愛い系からどことなく狂気を感じる電波系まで、幅広く扱っている。妙に耳に残ること間違いなし。
マル秘ゲーム
任天堂、セガなどTVゲームの雑学ネタに特化したチャンネル。幼少期を海外で過ごした経験を活かし、洋ゲーにも精通している。定期的に動画を見たくなるのはなぜだろう。選択しているゲームソフトから察するに、投稿者のマル秘さんは私と同世代と思われる。
③ユーチューバー
カズさん
福井在住、奥様のエリちゃん・娘2人と暮らすお父さん。車、DIY、自作PCなど自身のスキルや得意分野を活かしつつ、料理(サブチャンネルあり)や旅先の様子をアップするなど、幅広いジャンルに精通?している。カズゲームズ/Gaming Kazu - YouTubeのマイクラ動画から知ったが、同チャンネルで若い視聴者の悩み(特に進学や就職)に福井訛り優しい語り口で回答する姿勢に好感を抱いた。他のユーチューバーとの親交もあり、頼れるお兄さん的存在。
ヒロシ(芸人)
かつて一世を風靡した、熊本県生まれの自虐系ホスト風芸人・ヒロシがキャンパーとしてYoutubeに動画上げていたとです。ネタどころかトークもほとんどなく、本人もなかなか写らない。ただただキャンプしている様子を淡々と上げているだけのチャンネルだが、飾らないのが逆にいい味出してる。アウトドア好き・音フェチにオススメ。夜中に見ると飯テロに襲われる。
エミリン
女子なら大体わかる、あるあるネタを中心に投稿する美少女(アラサー)ユーチューバー。動画製作の源は怒りと勢い、だがそこがいい。人生で初めてラーメン奢りたいと思った女性。
たすくこまさん
仙台市の南側にある蕎麦屋の店長をしながら替え歌動画を投稿している、体重120キロくらいの自称「替え歌デブ」。東北関係のユーチューバーではトップクラスの人気じゃないかな。演歌からポップス、バラードまで多彩なジャンルを男声女声問わずに歌い上げる。そのうち蕎麦食べに行きたい。
余談
ニコニコ動画からYoutubeに活動拠点を変えた投稿者(レドルさんのような両刀使いではなく、根城を丸ごと移した人たち)はほとんど見ていない。運営側の方でいろいろあり、ニコ動ユーザー離れが深刻化しているのは仕方がないが、本来サイトに最も愛着を持つべき有名投稿者らまでもがYoutubeに移動し、衰退を加速させている現状だ。自分を有名にしたニコ動への恩を忘れたのか?古参として残念に思っている。